投稿日:2007-10-19 Fri
桐たんす職人の嫁さんであるため日々緻密な作業や職人の熱意、を見つめています。
特に当店三代目の手先の器用さは、とても価値がありこの先の箪笥作りには貴重となる可能性を確信しています。
さて、
そのDNAを受け継いだ、7歳の息子の事です。
本当に、ソレでもいいのかい?
と、思ってしまうような作品を作り上げたりしてきました。
象、というタイトルで作った粘度の塊や飛行機だという枝が絡み合っただけの棒。 しかしながら同じ年頃に3代目が作った物を見ると
「今の仕事は天職だな」 といわゆる才能を感じます。
先日、夫と授業参観の時に紙で作った衝撃的な象が飾られているのを目撃しました。
夫は静かに「・・象かな」とつぶやき、
何故か花の様に開いた足の部分をみて「どういう事なんだろう」といった感想を述べていました。
母としては父のような器用さを持ち備えているであろうという期待が無かったとは言えませんが「ソレもよし」と目を細めていたのです。
ところが、気が付いたんです。
息子は絵を描くのが妙に上手かったりしていることに。
夏休みの宿題で描いていた 深海の生き物 や 見たこともない海老の絵 がクラスの代表になっていたこと、落ち葉の絵では枯れている部分と、そうでない絶妙なラインが良い、と手本にされていた事。
随分前に殴り描きしていた家電の絵はまるでピカソのデッサンのようで「上手いような、そうでないような」レベルであったし、つい最近では高さが天高く奇抜な柄の桐たんすの絵を書き
「これ、売れるんじゃないかな」 と見せてきました。
さて、夫の描くといえば
鼻の下筋がやたら太い子供の顔、
1・5頭身の衝撃的な動物、
間違いだらけのキャラクター などといった
7歳の息子にさえ劣るものを感じます。
誰にでも得意、不得意や器用、不器用はあります。 でもこの親子にはこんな違いがあるものなのか、と発見し改めて息子の描く絵が楽しみになり、改めて3代目である夫の箪笥作りには価値があるもの、この先の人生が楽しくなってくる今日この頃です。
おうおう、いいんじゃない! 貴方の努力はきっと報われる。どうもありがとう
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